気になる梅の花粉の量

 きょうはとても暖かで、いつもの服装で畑に出かけたら汗ばむほどでした。畑ではようやく梅が満開になりましたが、昨年に比べると3週間以上の遅れです。昨年春が暖か過ぎたことを差し引いても10日以上は遅れています。
さて梅の木は雌雄同株ですが、専門家に伺うと同じ白梅の木に花粉をたっぷりつける花と、花粉の少ない花があるそうです。
大きな実をつけることで有名な“南高梅”や“白加賀”には、花粉をたくさんつける花が少ない。そこで花粉不足を補い収量を増やすため、花粉の多い梅の木を混植すると効果的なんだそうです。わが家の梅もよく観察すると、花粉をたっぷりつけた花は少ない。これで果たして結実に必要な花粉は十分なのか。この季節、“花粉”と言えばまずアチラの心配の方が先のはずですが、そんなことはすっかり忘れて梅の収量を心配してしまいました。