ヘチマ、ニガウリ、キュウリ、トマトの花

ヘチマ、ニガウリ、キュウリ、トマトの花が咲き始めましたがどれも黄色。トマト以外はウリ科です。
花の色にはどんな意味があるのでしょうか。ウリ科の野菜は雌雄異花。受粉には虫の助けが必要です。
仲間のカボチャやスイカ、メロンの花も黄色。ただしウリ科が必ず黄色かはつきとめていませんが。
ムシの力をかりるには、遠くからでも目につきやすい黄色がいいということかも知れません。
それにニガウリやヘチマの花は、言葉では言い表せない、いい香りを出しています。
この香りも、ムシを惹きつけるためなのか。


ヘチマ
   ニガウリ    



ナス科のトマトは雌雄同花。ナス科の場合、ジャガイモは紫やピンク色*1、ナスは紫色。
いま畑で花が咲いているシシトウやピーマン、トウガラシは白色。まるでバラバラです。
こうなるとトマトの花が黄色いのは、単なる偶然ではないかと考えたくなります。
ナス科の植物のほとんどは雌雄同花で自家受粉できるのでムシに頼る必要性は小さい。
だから花の色は何色でもいいということではないでしょうか。


キュウリ
   トマト