パッションフルーツの越冬

昨年、初めてプランターに植えた2本のパッションフルーツ(以後、時計草と書きます)。花は夜咲く。雌蕊と雄蕊が時計の針みたい。これが名前の所以かも。写真は昨年の6月18日夜。

時計草は品種によって花だけのものがあるが、こちらは実のなるタイプ。受粉に成功すると成長が始まり1週間たらずでこんな様子に。6月22日。

7月16日。開花からほぼひと月。

この後が長いが、我慢が肝心。少しずつ色味が出てきて、しまいにポロッと落ちるときが収穫最適期。これが9月4日でここまで3か月近い。でも味は本格的!はじめて徳之島で食べたものに劣らない印象。

時計草の実をならせるには人工受粉が必要でした。はじめの1個は運よく自家受粉したようで…。蜜蜂でも来たのか。管理人の知識が乏しかったためその後、5、6個の花が咲いたのに「実はならず」状態。
しかし株だけは元気。南向きの日当たりのよい壁を独り占め。ほっておくとお隣まで伸びて行きそうなので誘引にひと苦労したがこれが9月14日。上下2枚の写真をつないであります。

このまま越冬させるか、関東で軒下なら越冬するというのがもっぱらの情報でした。しかし、思い切ってバッサリと剪定し、簡易温室のなかで越冬することに。

こちらが近況。簡易温室とはいえ、しっかり保温ができている。屋外の最低気温は4℃前後、この中は夜間でも7、8℃、日中は15℃を超えるかも。写真でわかるようにビニールに水滴がたっぷりつき、ジッパーを開けると、15cmほどに育った新芽が何本もある。初夏になれば、この芽に花が咲くはずですが…。

ひと月もしたら温室を撤去!。プランター栽培は土の管理が大事ということで、畑の自家製堆肥を11月頃うすく蒔いた。ベランダは、花の好きな管理人の手により、季節の花ビオラがかわいい花を咲かせています。このプランターには、スイートピーの苗が育っていて、ビオラが終わるころには選手交代を予定。この苗は09年にロンドン在住の舞踏家の方に頂いた種が代々続いてきたもの。彼女はその後、大学院で舞踏を勉強していたのですが元気でご活躍…。

購入したばかりの望遠レンズ。練習を兼ねて、近くの水元公園で野鳥を撮ってみた。この公園はバードサンキュチュアリがあって、たくさんの方がバードウォッチングに訪れます。常連のカモやカワウが群れをなしていて、剽軽なカワウたち。見ていて飽きない。

次にカワセミ。素人でもこんな風にとれるんだ。レンズの力!そのうち餌をとる瞬間とか狙ってみたいが、それにはまだまだ!

シジュウカラ

水浴びを期待したが…。

コゲラ。すばしこくてピンボケ。アカゲラもいたらしいが、とうとう出会えず。

公園内には、ハンノキがたくさん植えられていました。ミドリシジミが産卵する樹木なので、6,7月頃は乱舞がみられるかも知れない。



  • きょうの一枚 紅白梅

毎年この頃に花を咲かせるベランダの紅白梅。蕾がほころび始めたので玄関にいれたら、いい香りを漂わせています。