ビックリグミに蜜蜂

先週末のことですが、ビックリグミの蜜を吸うミツバチを見つけました。
自家受粉しないとされるビックリグミ。今年はたくさんの花が咲きました。これだけ花がつけば風が花粉を運んで結実するのではないかと予感していただけに歓迎すべき来訪者です。
時間と空間を越えて、蜂が運ぶ花粉と雌しべとの出会い…。生き物の世界を支配する「偶然」の働きは感動ものです。

ここにありますが、この木には特有のアブラムシが棲みついていて晩秋に産みつけられた卵が春に孵化し、たくさんのアブラムシが発生してきた。不思議なことに、寄主であるビックリグミは新緑が突然落葉し再び芽吹くという現象をくり返してきた。
それが今年はアブラムシの姿が見られず、枝いっぱいに花が咲いている。これは何回か紹介しましたが。

さらに嬉しいことに花の散り始めた枝には小さな実が残っている。順調にいけば枝いっぱの実を楽しむことができるかも知れない。

この木は、植えた翌年にはじめて2粒だけ実がつき、次の年からは実がならない。ジベレリンという成長ホルモンを使って結実させようと試みたこともありますが、なかなか思ったような結果が出なかった。
諦めかけていたたところに、とても嬉しい兆候です。昨年豊作だったウメ、プラムが不作なだけに…。「待てば海路の日和あり」というところか?



−きょうの一枚 セイヨウカナメモチの新芽
立派な生け垣に成長したセイヨウカナメモチの新芽。道路側を剪定。残りは次回。

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