幼虫DAY、オオミズアオとサザナミスズメが登場

家具などの量販店の開店が続き、この週末にも新しい開店があったせいか、市内は急に車が増えて路線によっては大渋滞が出ています。この休みはうっかり車を出そうものなら、ひどい目にあうので要注意。
ということで、こちらは朝から自転車で畑でノンビリ作戦。野菜の手入れやニガウリなどの片づけで忙しい奥さまを尻目に、すっかり虫の世界に没頭することができました。
おかげで色々と発見が…。でも、手な方は、ここまでにしてあとは避けて頂いた方が懸命かも…。安全で、美味しい野菜や果樹を生産するためには、虫についての正しい知識が不可欠なんです。これは悩まし問題です。
天気が穏やかなせいか、スイフヨウヒガンバナ、赤いセージなどの蜜を吸うキアゲハやイチモンジセセリ、ミツバチなどが飛んできます。モンシロチョウはとても忙しそう。これが産卵直後の卵。いまは小さいが、そのうち孵化すると野菜の大敵となる。

これは初めてみつけたカブラハバチの成虫。小松菜の上にとまっていたので、一見したところ寄生蜂かと思って写真をとった。小松菜は黒い幼虫のおかげで穴だらけですが、この方がその母上のようです。

ところが、偶然に見つけたヤマボウシの枝で見つけたクモの巣。よくみると、カブラハバチの成虫がつかまっていました。まだ、動いています。なかなか厳しい世界のようです。

ヤマボウシは、柔らかい新芽が出て冬を迎える前に一働きしようという作戦のようです。しかし、その葉を食べるオオミズアオの幼虫を発見。3齢くらいでしょうか。見ていると、美味しそうに葉を食べ新芽の軸を切り取って、むしゃむしゃと食べていました。何となくおおらかで、あまり警戒心はなさそう。
このオオミズアオは、にありますが、大型できれいな蛾なんです。


そして、これも一年ぶりに梅の木でみつけたサザナミスズメ。終齢幼虫になっていて、懸命に梅の葉を食べていたが警戒心がとても強いようで、カメラを構えたとたんに梅の小枝と葉の景色の一部にとけ込んだように硬直してしまった。我慢強い性格のようで、いくら待っても凝固したみたいでビタッとも動かない。
結局3時間もの間、ピタッと動きをとめまま。動きを止めて、というよりもスイッチオフとかシャットダウンに近い状態。アイドリングストップでもしているのか。そうでないとエネルギーを使ってしまう。どういう仕掛けなのか。興味津々。
にありますが、昨年秋に見つけたサザナミスズメ。ほぼこれくらいの大きさでしたが、コマユバチに寄生されて、息も絶え絶えの状態で梅の小枝にぶら下がっていたのを思い出しますが、いまのところ、この幼虫には寄生痕はみられない。

このあと、スイフヨウの根元で、もう1頭を発見。こちらは体色が少し変化しているが、これは保護色かも。不思議なことに盛んに土に潜ろうとしている。まさか、この仲間は土の中で蛹になるのか。

ということで、=続く=ということにします。残りは明日。


−きょうの一枚  狂い咲きのプラムの花
季節をどう間違えたのか。急な冷え込みと日中の気温上昇で春がきたとでも勘違いしたのか。

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