ジャガイモの植え方
「菜種梅雨」などと呼ばれる春の雨は、いつもだと3月末に集中して降るものです。しかし、今年はどうしたことか、雨まで降るのが早い。先週から降りだした雨は今週もよく降っています。自然現象なので、成り行きにまかせるしかありませんが…。今週末は、そろそろジャガイモの植え付けをしようかと考えて、昨年の写真を取り出してみました。
種イモを二つ割にして、切り口に灰をつけて…。切ったジャガイモを半日ほど、陰干することで灰をつけるのを省略するやり方もあるらしい。果たしてどちらがどうなのか。
イモの切り口をふせて、適当な間隔で並べます。昨年は丸い形の男爵と少し細長いメークインの二種類でした。この上にイモが隠れるくらいの土をのせる。
やがて元気な芽が伸びてきて…。これが3月末のこと。
さらに約一月でこんなに伸びて、じつに簡単。この頃、土寄せをしたり株の本数が多すぎるときは間引きして株の本数を調整します。
やがて花が咲く。5月下旬。この花は2種類のうち紫色の濃い方、たしか男爵ではなかったかと…。
株が黄色く枯れてきたら、それが収穫の目安。二つ割にしたジャガイモの株からほぼ10個の芋がとれるので、1個のジャガイモが20個になる、というのがわが家の畑の定説です。
小学校の勉強で子供たちがジャガイモの栽培を体験するのは、この手軽さゆえかも知れない。ただしナス科の作物なので、特に連作だけはさける必要があります。それに今年は雨が多いので土中の水分が多いはず。これがジャガイモの種イモに悪く作用しなければいいのですが。
◇平成10年の植えつけの様子は、ここにあります。3月3日に「インカのめざめ」、「男爵」、「メークイーン」の3種類を植えましたので、のぞいて見て下さい。
- きょうの一枚 阿波の海の夕映え
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