土を突き抜けて芽を出し雨に耐えて育つ野菜

外は強い雨が降っています。一日中降り続くという予報ですが、この雨、これから成長して大きくなろうとする樹木や野菜にとっては恵みの雨。一方で発芽したばかりの野菜の新芽にとっては恐ろしい石のつぶてのようなものです。
写真は3月に種まきしたラディッシュですが、ニンジンやサントウサイなども芽を出してきました。小さな種が水分などの刺激によって芽を伸ばし始め、種を覆っている重くて堅い土を突き抜けて地表に芽を出す仕組みは、じつに感動的です。これは、野菜の芽の働きだけで実現しているわけではありません。
地球誕生後、原始の海で生命が生まれ植物が陸上にあがり、土の中で根を伸ばしたり芽を出したりして、しかも雨のつぶてのショックに耐えながら命をつないできたわけです。そこには植物が生きるための巧みな仕掛けがあるはずです。そんなことを考えながら小さな野菜を観察したり土をさわったりすると次々と新しい疑問が湧いてくるし元気も出てくるような気がしますが、いかがでしょうか。


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