ヘチマの雌花

 
ヘチマの実がもう生長を始めました。いつものこの時期のヘチマは雄花が中心で、雌花は咲いてもすぐに落ちてしまい、実際にヘチマの実がなり始めるのは8月の後半でした。
ところが、今年は写真のような状態です。しかも一個だけではなく、3個か4個ついています。今月末には収穫できるかも知れません。なぜ、今年は早いのか、品種のせいか天候のせいかは不明です。
じつは畑が狭いので、蔓性の野菜を育てるための棚をいくつもつくるのは難しいのです。そこで、棚はひとつにして、それを挟むようにヘチマとニガウリを植えます。それぞれが右と左から伸びてきて、ひとつの棚を共有するわけです。
いつもだと枝芽を旺盛に伸ばして生長するニガウリの勢いが勝って、のんびり育つヘチマを覆ってしまいます。ヘチマはニガウリの蔓の中に埋もれてしまうので結実がますます遅れます。職場の近くの中華の店には、わが家のヘチマを心待ちにしている台湾出身の方がいます。ここにそのことを書いてありますが、今年は昨年より早く喜んでいただけるかも知れません。