グミの木についた虫の卵







いよいよ、グミの芽が膨らみ始めました。このグミは、大粒であま〜い品種。昨年は花がたくさん咲いたのに実はたったの2個だけ。グミの木を観察していたら、気になるものが見つかりました。下の写真ですが、冬芽の周囲などに黒く光る小さな粒々があるのです。たぶん虫の卵ではないかと思います。虫の図鑑などを調べるのですが、なかなかわかりません。これまでアブラムシやすす病は体験ずみですが、こんな珍客は初めてです。芽の生育に影響があるのかどうか。しばらく様子を見るつもりです。
ついでに隣のフユウガキも、上の写真のように枝の付け根や分岐点の樹皮が膨らんでいます。何かが隠れていそうなので、樹皮の膨らんだところを掻いてみると皮がボロボロとはがれました。その中には、小さな1ミリほどの白い卵のようなものや、昆虫の幼虫らしきものが見つかりました。これらの中には、フユウガキの生育に悪い影響を与えるものもいるのかも知れません。岐阜のフユウガキの産地では、害虫退治のため柿の木の荒皮を洗うそうです。
内皮を傷つけないように注意しながら、虫が隠れていそうな樹皮を掻き落としてみました。こうしたことが、果たしてどの程度効果があるのかわかりませんが。