2015家庭菜園10大ニュース

きょうは大晦日。紅白を見ながら今年最後の日記を書いています。今年の冬は暖かい。気象庁のHPに出ている隣町の12月の気象データをもとにグラフを作成してみました。このグラフは、日平均気温の移動を示すもので、青い線が2015年、茶色が去年、緑色が一昨年です。青色の山が上方に突き出していて、これだけでも今年の12月が暖かいことがわかる。(きょうのデータは明日でないと出ないので、青い線は一日分だけ短くなっています)

日平均気温・日最高気温・日最低気温の月平均値を見ると、一目瞭然です。日平均気温(1日の気温を平均した気温)の月平均値は、過去2年に比べ約3℃〜3.5℃高め。同様に日最高気温、日最低気温の月平均値も約3℃〜4℃高い。昨年12月は、最低気温の平均値がー0.1℃とかなり低め。氷点下の日数も過去2年とは10日ほど違う。その差が歴然としています。

暖冬は、野菜の生育にも影響を与えています。いつもの年だとスナップエンドウは、寒風にさらされて地を這っているのに、今年は支柱に絡みついて花芽までつけている。12月にスナップエンドウの花芽を見るのは初めて…。

フェンネルだって、青々とした芽を出しています。

おかげで、いまでもフェンネル風味のドレッシングを楽しんでいます。

久しぶりに江戸川の堤防を散歩すると、カラシナが青々とした新芽を出しており、花まで咲いていました。ちょっと歩くと汗ばむほど…。

この一年を振り返ると、6月と7月前半は大雨で日照不足。そのあとは一転して雨不足と荒天続きでしたが、その割に野菜づくりは順調だったような気がします。わが家の家庭菜園の一年を10大ニュースで振り返ってみたいと思います。
1 6キロの白菜を収穫(12月) キムチづくりに使用した9個の白菜のうち、8個は4キロ以上。1個だけが3キロ台。大きいからいいということではありませんが。そうだ、今年はキムチづくりを始めて10年目記念すべき。じつは9年目でした。

2 天候不順にもかかわらず夏野菜が順調 すべてが順調というわけではなく、ネギ類は収穫時期直前に雨にたたられて不作。しかしエダマメやキュウリ、ズッキーニ、ナスが好調。

とくにベイナスは凄かった。ひと株で数十個の実をつけるなんて!

3 フェンネルのレシピをあれこれ研究  独特の甘い香りが特徴のフェンネル。タマネギとサラダにしてローゼルの塩漬けを乗せたりしたら意外と美味しかった。フェンネル酒もなかなかでした。

4 シカクマメが大豊作  6、7月は花が咲いてもなかなか実をつけなかったが、涼しくなってからが旬だったみたい。

食べきれない莢からマメを取り出して冷凍庫へ。さて、これをどう食べるか。

5 パクチーも冬が好き ベランダでの栽培は失敗したが、かわいい花を咲かせた。そしていま畑で1株だけ元気。

6 3年目を迎えた渋柿に8個の実ー干し柿づくりに挑戦 最高の甘さ!

7 パッションフルーツが6個も。 ベランダだが…。

8 ケールを冷凍保存 大根で干し大根づくり  家庭菜園で育つ野菜をいかに保存して美味しく食べるか。今年はいろいろと保存しました。


9 ソラマメ栽培にマルチシート アブラムシ対策で表面が白色のシートを使用
究極のアブラムシ対策になるか。
10 ニンニクの種切れ どうやらニンニク栽培がブームになっているようで、ちょっとタイミングを逃したら、種が売り切れに。自家製を植えたが来年の出来はどうか。


日本のカナリアと称される野鳥。毎朝電線の上で囀っています。

日常の家庭菜園の管理は妻中心で私の平日は仕事。週末に畑に行き記録係と称して他愛もないことを書いていますが、おかげ様でこの記録も今年9月で10年が過ぎて新しい10年に突入しました。皆さんのご支援に感謝します。
振り返ってみると、最近の記録は、野菜栽培から「保存」の話題が増えつつあるような気がします。もちろん、野菜栽培の新しい課題も見つかっており、畑が続く限りこの記録は続きます。皆様良い年をお迎えください。これからは、何といっても健康が一番。頑張りましょう。