ハクサイの成長の秘密

けさ、どういうわけか「下書き」がアップされてしまったようです。あわてて直しました。コメント頂いたiireiさん、miyotyaさん、有難うございました。
ここからが本題です。ハクサイを種まきして2週間がたちました。もとは1mmほどの小さな種。

それがけさ、長径方向を測ると10cmもあります。休眠状態の種子が光や水分の刺激で幼根を出し、根を伸ばし子葉を伸ばす。ここまでは種子内の胚乳に蓄えていた栄養分を使っているはず。
そして子葉の葉緑素(クロロフィル)が光エネルギーを使いながら、根から吸い上げた水と大気中の二酸化炭素で糖分をつくり成長を加速化させ、わずか2週間でここまで成長!そんなことを想像すると、植物の生命維持の仕組みは凄いな、と感じます。

しかしそれよりも何よりも、何気なく眺めていたらハクサイの葉は2枚ずつタテ、ヨコ、タテ、ヨコと出ており、こちらの方がなんだか驚き。ハクサイ栽培を10数年にやっているのに、今頃そんな当たり前のことの不思議に気づくとは。
2+2+2+2+…。いま見えている小さな新芽まで数えると、ハクサイの葉の数はおそらく8枚。ハクサイはこんな具合に成長するんですね。

昨年収穫したハクサイの写真を探してみました。この写真から、ハクサイの葉が2の倍数で増えたことを読み取るのはとても難しい。でもタテ、ヨコ、タテ…と増え続けた結果であることは間違いありません。

さて畑の近況です。今月後半からの雨のおかげで、いつでもハクサイの移植オーケーの状態になりました。いまのところ、ハクサイの最大の害虫のヨトウムシの姿は見当たらない。

念のため、酸度計でPHを測ると、弱酸性。これなら石灰を蒔く必要もないかも知れません。あと2週間で、ハクサイを植えつけます。

夏野菜のはずのシカクマメ。最近になって、花が咲き始めました。これからなのかも知れません。

最近知ったことですが、この根茎が食べられるということ。生落花生を茹でたような味わいだそうで、いまから楽しみ!

嬉しいことに、これまで芽を出さなかったアスパラの株に新芽が出てきた。大歓迎!

ローゼルも、そろそろ1.5mほどの高さになり…。

花芽も膨らんできました。開花が近そうです。

ベイナスは相変わらず、次々と大きくなる。

夏野菜は終わりといいながらも、これが本日の収穫です。

ズッキニーの雄花にヤマトシジミの可愛い姿が。そろそろ冬支度?

早めに夏野菜の総括をしたらたちまち雨が降り始ました。けさは、畑でシジュウカラを見かけるなど、どんどん秋の気配が濃厚となっています。隣の田んぼも色づき始めて収穫まじか。いよいよハクサイやダイコンなどの季節が近づいてきましたが、この秋はどんなことになるか。楽しみです。