アゲハの幼虫

ビル(建物)の事情で急きょ、事務所には出勤できないことになりました。午後は外の会議がふたつ入っているので、昼前から出掛けます。
自称“Scientific farmer”は暇があれば畑。元気に育つ野菜などを見ると、いろいろの憂さも忘れてしまいます。台風の被害はと言うと、ほぼゼロ。日頃の備えがどんぴしゃりでした。

そんなことよりも、けさの心配はユズで暮らすアゲハの幼虫。この可愛らしい表情を見ると、虫が嫌いなんてことはないでしょうと、勝手に決めつける“Scientific farmer”。お許し下さい。これが台風直前の様子で、緑色の5齢幼虫が4頭、鳥糞色の3齢幼虫が1頭いました。

今朝、探してみると2頭だけ見つかった。南九州生まれなのに、「本当にめんこいね」。思わず、若い頃勤務先で覚えた秋田弁が出るほどの嬉しさ。しかし残りの3頭の姿は見えずじまい。強風に吹き飛ばされたのか、あるいは無事にどこかで蛹になったのか。できれば後者であってほしいのですが…。

8月頃から渋柿に居続けるオオカマキリは今日も元気。日がな一日、じっと動かず、省エネ生活をエンジョイしているみたいです。いずれ残された期間内に産卵するのでしょう。

富有柿には、ハラビロカマキリが1頭。

逆光のため写りがいまいちですが、ハラビロカマキリの卵鞘が1個。特徴のある形ですので、これを知っておけば、カマキリに詳しいね、と言われること間違いなしです。だからといって、なんの足しにもなりませんが。

と思いきや、もう一方の枝にはオオカマキリの卵鞘が…。

イヌマキにもオオカマキリが…。

富士山に初冠雪ということで、いよいよ秋も終盤。カマキリもアゲハも生命を次につなぐ越冬準備に追われているように感じられます。


  • きょうの一枚 赤い大根

薄くスライスして、甘酢につけると、とても美味です。これもお隣のSさんちの作品。感謝です。

しっぽの皮をを薄くむいて、大根をおろし、手打ち蕎麦の辛味大根のかわりにしても旨い!