涼を求めて山中湖畔へ

暑い日が続いています。
畑はガラガラに乾いて夏野菜もそろそろ終わり。たいした作業もない。
そこで先週末は早めの夏休みをとり、夫婦で小旅行に行きました。
行き先は、知り合いのご紹介で決めた山中湖湖畔の貸別荘です。

山中湖は、水面の標高が約980mと富士五胡のなかでは一番高い湖です。
下界の暑さをよそに、ひんやりとして快適!
残念だったのは、台風接近で雲が垂れていたことくらい。
晴れていれば、富士の雄姿が見えたはずですが…。
でも、人間は自然の力には勝てません。
こういうときは、最近流行の「ありのままで!」のような受け止めが大切かも。
ということで、約40分で湖内を1周する遊覧船に乗船。

雨風もなく、船からの眺めは快適です。
小学生の孫が一緒ならもっと楽しかったかも知れない!

湖の周りを散歩して、いま盛りの月見草を写真撮影。
年齢が同じような夫婦連れの方と、ちょっとした交流を楽しんだり。

群れをなして泳ぐ白鳥を眺めたり。

こちらは、鴨の仲間?

猛禽類の姿も。湖面の小魚をつかまえたみたいです。
こうした野生の生き物の姿は、いつまで見ていても飽きません。

ところで泊まったのは、森のなかの本格ログハウスでした。

建物の内部は、太い丸太がむき出しで、まるで外国に来たみたい。

立派な暖炉まであって、冬寒い日はこれで暖房するのかも。
パチパチと音をたてて燃える薪。
ゆらゆらと揺れる炎を眺めながら過ごす。
一度味わってみたいものです!

敷地内には、いろんなタイプのログハウスが20棟ほど。
建物の外は、自然がたっぷりです。
つる性の植物が多く、アカマツミズナラの大木にからみついています。

しばらく名前を思い出せなかったウバユリ。葉のない姿にちなんだ名前だとか。

この別荘には、台所やキッチンセットもあって自炊ができます。
もちろん予約しておけば、レストランで夕食や朝食を食べることができます。

私たちは、毎回ここで食事しました。
夕食は、甲州ワインを飲んで、最後はデザートとコーヒー。
「頂きます」「ご馳走さま」が何よりのご馳走だとの声も。

暑い下界には帰りたくない。
が、現実はそうは参りません。
そんな贅沢な思いに包まれた、人生初の別荘ライフの二泊三日でした。
次回は、近くにある河口湖や精進湖の様子をご紹介します。