初夏の畑

きのうは朝早く起きて、ふらっと畑に行ってみた。雨が少なくて乾燥気味の畑だったが、ようやく待望の雨が降った。畑を覆う空気はしっかりと湿気を含んでもやっている。目の前のスナップエンドウやその奥に見えるプラムなども、久しぶりの雨を喜んでいるようだ。支柱に光る水滴に、ほっとするひととき。

こうしてみると、猫の額、いやいや猫の髭の先でつついたほどの小さな畑だが、野菜が成長して立体的になってきたせいか、大きな広がりを感じるのは私だけ?
少し目線を変えると俺が、主役だといわんばかりのジャガイモ。3月頃、男爵いもメークイン、キタアカリの3種類を植えたが、順調に成長している。

ナス科やウリ科の野菜も順調。早くもトマトには小さな実がなり、ナスやピーマンの花が咲き始めている。これからの成長が楽しみ。

一枚目の写真とは逆に、東側から西側を見てみる。ニンニクも、もうすぐ収穫期を迎える。栽培を始めたばかりで、病気で悩まされていたころが懐かしくなる順調な生育ぶり。ところで、奥に見えるカラフルな野菜に注目。

これはスイスチャード。国内で古くからフダンソウとして栽培されてきたホウレンソウの仲間。去年の秋に植えたのに、寒い冬を越して気温があがるや、どんどん成長をはじめ、ニョキニョキと花芽を伸ばしている。あたしが畑の女王よ、といわんばかり。たしかに、そんな風格が出てきたのかも。いまは時々、柔らかい葉を摘んで、ホウレンソウのかわりに、わが家特製のグリンスムージとかの材料に使っているが、このさきどうなる(する)のか。

放置しておいたが、何とか自力でアブラムシとの闘いを乗り越えて、莢を成長させているソラマメ。しばらくすると、少しは食卓にのぼるかも。放置といっても、アブラムシ対策を放置しただけで、なりすぎた莢を摘果したり、頂芽をつんだりの手入れはしてきた。

盛りを過ぎかけたスナップエンドウ。旬の味を堪能した。

とりたて、ゆでたての味は最高。ご馳走さま!

地味に育つズッキーニ。気温が上昇すれば、成長に勢いが出るはずだが…。株の間のネットの下では、インゲンの苗が成長中。大きくなったら、他の区画に植える予定。

少量多種類の栽培を目指すこの畑では、エダマメやローゼル、オクラなどの芽も出てきており、これからますます賑やかになりそう!

  • きょうの一枚 花オンパレード

小さな畑の一角では、ポピーやシラン、ウスベニアオイなどの花卉類も、目を楽しませてくれます。



真実を写すはずの写真。しかし画面の切り取り方ひとつで、小さな畑も相当広い畑のように錯覚させる、などなど…とたわけたことばかり考えていないで、早く頭を切り替えて!!!