早稲田の桜
団地には約450本のソメイヨシノが植栽されており、季節になれば見事な花を咲かせます。写真は3月31日の咲き始め。今年は帰省と重なったため、ゆっくりと花を味わう時間がなかったのですが、通りに沿って植えられた桜が朝日に輝く様子は、じつに見事。まるで花のトンネルでした(写真をクリックしてオリジナルサイズで見て下さい)。
タイトルの「早稲田」はれっきとしたわが町の地名。ここは万葉の時代から米の産地だったようで、この地名はそうした故事にちなんだもの。引っ越して27年もたつと、桜の木もだいぶ大きくなり、花に重厚感が出てきたような気がします。
今年は天候不順で、開花が少し遅れました。しかし青空に映える花の美しさにふれると、そんな小さなことはどうでもいい。
開いたばかりのけがれのない真っ白の花びら、そして黄色の蕊。そうした美しさをどう表わしたらいいのか。凡人には適当な表現が見つからない。
隣の早稲田公園。ここにはソメイヨシノのほかに、オオシマザクラ、サトザクラの2種類が植えられている。ソメイヨシノが終わるころには、白の大粒のオオシマザクラが咲きはじめ、それが葉桜に変わるころには八重のサトザクラが咲き始める。
これが公園のサトザクラ。出勤時に、スマホで撮りましたが、なかなか豪華な咲きっぷりです。
アップにしてみました。
3月末から3週間あまり、同じ場所で、3種類の桜を楽しめるなんて、なんという贅沢!
- きょうの一枚 エンドウ豆の白い花