彼岸の中日

きょうは彼岸の中日。本来ならお墓参りをするところですが、来月初めに帰省しますのでそれまでお預けです。3月に入っても相変わらず、突然の強風や雪模様と不順な天候が続いています。それでも畑の緑はどんどん濃くなってきました。
ソラマメは成長し枝やわき芽が伸びてきたので、花芽の少ないものを摘みとり3〜4本の枝を伸ばします。気持ちの上では「2条仕立て」のつもりが、実際は3条になっていて、そこに元気な株があったりと…。植え幅も近いような気がして、なんとも悩ましい。まぁ、何とかなるでしょう。と、家庭菜園の気楽さで…。

花芽も膨らんできました。枝が伸びて高く成長したら5〜6節で摘芯するつもりです。

問題はアブラムシ。ソラマメの小葉に隠れて越冬したエメラルド色のかわいいソラマメヒゲナガアブラムシ、真っ黒なマメアブラムシが、これから増殖します。アブラムシは、ウイルス性のモザイク病などを媒介しソラマメを台無しにする。長年、無農薬栽培に挑戦し、いろんなことを試みましたが、完全無農薬栽培では、完ぺきな防除は難しいので、これは諦めました。今年は次善の策として減農薬栽培を目指します。
具体的には、食品成分でつくられたという登録農薬の「ベニカマイルド・スプレー」(住友化学園芸)を使います。

この季節に、アブラムシを農薬で丁寧に退治した上で、防虫ネットをかけて、飛来するアブラムシを防ぐのです。これを完全に退治できないまま、防虫ネットをかけるとアブラムシの天敵であるテントウムシやクモなどの活動を制約し、アブラムシの保護につながるので逆効果です!!したがってこの農薬で、ネットをかける前のアブラムシをどこまで退治できるかが、今年の作戦のポイントです。
隣のスナップエンドウには、2週間ほど前に丈夫な支柱をたてました。そろそろ花芽も出てくるでしょう。株の数が多すぎるので、そのうち整理する予定です。

今年は、ジャガイモの植え付けは3月9日。例年より1週間遅れでした。ようやく土にひび割れが入り始めました。

  • きょうの1枚 プラムの花芽

じわじわと膨らんでいます。開花が楽しみ!