暑い秋

10月に入って、爽やかな天候になったと感じたのもつかの間。この1週間は30℃前後の暑さが続いています。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を恨めしく感じている方が多いのではないでしょうか。
もちろん悪いことだけではありません。適度の雨と気温に恵まれたハクサイは、ガンガン成長しており、すでに芯が立ち始めました。モンシロチョウの数も減少し、ヨトウムシ退治には、もはや不要ということで防虫ネットを外しました。

マルチングでヨトウムシの行動を抑えたつもりでも、すでにこれまで、中くらいの大きさの幼虫6頭を捕殺しました。大きな緑色の糞が目印であり、いまのところ早期発見、早期対策が効を奏しています。
ひと言でいえば、ハクサイは家庭菜園を始めて以来の好成績ですが、ほかの野菜はどうなのか。こちらは、コマツナの新種らしいですがスクスクと成長しています。

ニンジンは、まぁ、こんなものでしょうか。夏に種まきしたものは、キアゲハの餌場になってしまい、収穫ゼロでしたが、今度は少し口に入ることを期待しています。

ニンニクはどういうわけか、とても不ぞろいです!ようやく芽が出たものから、大きく育ってすでに葉が何枚も出たものまであります。

収穫物を待つのは、このエダマメ。秋収穫の品種に防虫ネットをかけて育てていますが、台風に吹かれたりして、思ったほどの結果になりそうもありません。カメムシとマメの中に入る害虫の被害だけは抑制されたみたいですが、成長しすぎて少しお疲れみたい。


狭い畑は、だいたい野菜で埋まってきて、残りはソラマメ、タマネギの植え付けだけとなりました。
きょうは嬉しいことに、田舎の友人から珍しいソラマメの種子が届きました。右側の5粒がそれで、香川県産の「陵西一寸」という品種です。その左にニガウリの種子が写っていますが、これも同封されていたもので、チャンピオンという優良品種ということです。これまでニガウリは、園芸店で苗を購入し植えていたので、種から育てるのは初めてのこと。種子の右側の小さな突起を鋏で切ってまくといいらしい。

この友人とは高校、大学を一緒に過ごした仲。彼は地元の県庁に入り、現役時代は野菜の産地づくりで優れた実績を上げており、このブログを時々のぞいては、的確な助言をもらっています。ワープロで書かれた手紙には、ソラマメ、ニガウリの種まきの方法が簡潔に鉛筆で添え書きされていました。有難うの電話をかけなくっちゃ!


ランタナの花で吸蜜しています。動きがすばやくて、なかなか羽の表の写真を撮らせてくれない。