真夏の野菜

真夏の野菜って、なんだか変?でも始まりが10日早く、終わりもその分だけ早い今年の梅雨。ふだんならまだ梅雨真っ只中のはずが、すでに真夏日が続いて、毎日熱中症のニュースでにぎわっているのです。
水不足が続いた畑はどうかというと、これがほとんど影響なし。ジャガイモを掘ったあとは、かなり土が乾いていますが、トマトも、キュウリも、ナスも順調。

どうやら10年余りの土づくりが効を奏して、雨が少なくても野菜が育つ土ができあがったのかも知れません。艶々と黒光りしたベイナスも、いいタイミングでとれています。なりすぎは困りものだなんて贅沢!

おかげで畑に行くたびに、たくさんの収穫があります。トマトの手前右側の3個の丸い実はプラム、ソルダムという種類。その右のカラフルな野菜はスイスチャード
最近驚いていることがふたつあります。ひとつはトマトの実は雨水にあたると、以前はひび割れしていましたが、昨年からそれが起きないこと。品種改良の成果ではないかと感じています。
もちろん、一枚目の写真にあるように、根元は黒いマルチシートで被覆しています。以前やっていた雨覆いのドームはなしです。マルチングは、トマトへの水供給の抑制に役立っているはずです。
もうひとつの驚きはトマトの甘さ。なかでも黄色いアイコという種類は、まるで果物みたい。あちこちで、トマトが甘くなったという話を聞きますので、明らかにこれも品種改良の成果だろうと感じます。

ところで、一枚目の写真でネットをかけてあるのは、エダマメの第2弾。エダマメの開花期に卵をうみつけ、幼虫が莢の中の豆を食い荒らす害虫や、莢に針を刺して汁を吸うカメムシをネットで防ぐことで、第1弾のエダマメは、まったくの被害なしでした。

いま第2弾は、ネットのなかで莢がスクスクと成長する一方で、白い花がチラホラ咲いている。こんなに開花の幅ができたのは初めて!どういうことだろう。


ユズの木で捕まえたカミキリのオスを飼育箱で飼っています。赤いのはプラムの実。ユズの枝葉も食べるが、甘いものが好みのようです。