梅がほころびかけて

久しぶりの畑。久しぶりといっても、先週7日(木)から11日(月)まで仕事で大阪、福岡に出かけていたので1週間休んだだけ。けさも冷たい。水路には薄い氷が張っていました。ここ数日、冷たい風が吹いたからね。

やはり、ここに来ると気になるのは、ひと月前に剪定した梅の様子。近づいてみると、ようやく丸く膨らんで先っぽに白い花弁の見える蕾があった。

こういうのを、ほころびかける、というのか。少し気温の高い日が続けば「いつでも咲くぞ」と構えているようだ。待つ側は、一日も早く咲いてほしいのだが。そういえば、そろそろ後楽園の梅は咲いているかもしれない。明日あたり、昼休みにのぞいてみよう。

野菜はどうか。冬枯れの畑で育つ玉ねぎはほとんど休眠状態というか、一向に変わり映えしない。土の中では、寒さなどものともせず、春に備えて着々と根をのばしているような気がする。

ニンニクは2種類。といっても青森産のホワイトニンニクが中心で、あとは鹿児島から持ち帰ったジャンボニンニク3本だけ。例によってホワイトニンニクは葉先を黄色く枯らしている。

鹿児島のニンニクだから、寒さに弱いのではないかと心配していたら、これがまったく逆。寒さをものともせず元気に育っている。ジャンボに育つには、冬だからといってのんびりしておれないのかな。

この季節は、野鳥にとっては食料難なんでしょう。キャベツなどはすぐにつつかれるので、防鳥ネットをかけてある。キャベツが、なんだか膨らんできた。ひょっとしたら花芽が育って、いわゆる塔がたちつつあるのかもしれない。去年みたいだといやだな。

きょうの作業は、3月にジャガイモを植える場所を、スコップで掘り返すだけ。少し広いようなので、1列は枝豆でも植えようか。

枝豆は、今年は防虫ネットをかけて虫対策をする予定。その成否がどうなるか、今年の楽しみのひとつ!


‐きょうの一枚 ビックリグミのアブラムシ
早くも、幼虫が孵化していた。このままだと煤病が蔓延するので、幼虫が凍死するほどの寒さがこない限り、グミの開花は期待できない。拡大写真は、風で揺れるので小枝を切り取って撮影した。固い冬芽の上で、どういう風に食事しているのか。この姿を見るたびに不思議に思う。ひょっとしたら、柔らかい芽が出るまでの栄養は、すでに備えていて、食事なしでも平気なのかもしれない。