風船蔓の実

真夏のベランダを少しでも涼しげに飾ろうと、今年は6月初めに風船蔓を植えました。苗は菜園仲間のAさんから。わが家にとって風船蔓の栽培は初めて。
これが種子です。見事なハートマークがついています。固いテーブルの上に落とすと乾いた音をたててよく跳ねる。

花はこれ。6月中旬にはこんな可愛らしい花を咲かせ始めたのです。小さくて写真を撮るのにひと苦労!

風の力を使い、頂芽を右に左にくねくねさせながら頼りになる物体にひげを絡ませます。一日に5cmも伸びるのですが、一日中同じテンポで伸びることはしない。観察していると朝の7時ごろの成長が著しい。

そのうち、数えきれないほどの実をつけて、200個近い数だったという報告。相当、気長に数えないと…。成長のスピードを観察するのと、どちらの気が長いか…。

それが最近、急に色づいてきたのです。風船蔓の種子にはハートのマークがついているとか。実物を早くみてみたい。そんな想いで胸をときめかせて…、そんな年齢でもないのに!

そして収穫したのが、これ!

風船をあけると、直径5ミリほどの黒い種子が3個入っていました。

この種子を取り出したのが最初の写真。かつては羽子板の羽の黒い実がムクロジでした(いまはどうか知りません)が、大きさは違っても、実の固い感触と跳ねる音がよく似ている。
ムクロジ科の植物ということを何となく納得!初めて見る風船蔓の実に感動でした。植物の和名は、フウセンカズラとカタカナで表記します。



ーきょうの一枚 ホオズキ
もうすぐ8月。ホオズキが色づき始めました。夏を感じさせる色です。どこかに1本は植えておきたい。