ソラマメのアブラムシ

今日の天候はなんだったのでしょうか。隣の茨城・つくば市では突然、竜巻が2つも発生して、大きな被害が発生。犠牲者まで出て…、Super Moonだとかで、ほんわか、のんびりした連休気分が一気に吹っ飛んでしまう騒ぎでした。昨年もひどかったが、今年も自然災害に翻弄される一年になりそうです!くれぐれもお手柔らかにお願いしたいもの。
最近の天候の急変は畑にも影響を与えています。春到来が遅かったせいか、先月末あたりから一足飛びに初夏の天気になってきました。これが1週間前のソラマメ。

1週間後には7,8cmほどの長さのものを先頭にたくさんの莢(さや)が育っている。そして、例のお客さんもこっそりと登場していた。どうやら母親のアブラムシが飛来して、ソラマメのbabyの柔らかい先端部に子供たちを産みつけたようです。

周辺のカラスノエンドウや隣の畑のソラマメを見みると、やはりソラマメヒゲナガアブラムシが大発生していました。先週は見当たらなかったのに。この季節のアブラムシは、全部メスでそれが次々にメスの子供を産む仕掛けになっていて、一説には1匹の成虫がひと月で1万匹になるほど繁殖力が強い。母親はお腹の中で卵を孵化させ幼虫にしてから産むなどリスク回避の仕掛けを持っているのです。これが隣の畑のアブラムシ。うじゃうじゃ、いました。

1週間前は、どこにも見当たらなかったのに、急に暑くなって集団発生し、とうとうわが家にも現れたということみたい。しかしアブラムシは上の写真の一群だけで、それ以外は見つからないのでひと安心!
今年のソラマメ栽培はひと味違う。田舎の友人に送ってもらった専門家用のソラマメ栽培の資料を何度も読んで勉強しているのです。コンパニオンプランツとしてのの効果を期待してルッコラを植え、どちらが主役かわからないほど栄えさせて…。ようやく(*^_^*)に言われて、日当たりが良くなるように刈り込みましたが。背丈の伸びたソラマメの柔らかい頂芽は大胆に摘んでしまったので、隣の畑までやってきたアブラムシもわが家のソラマメに歯がたたないのではないかなどと、独りほくそえんでいる自称Scientific Farmerです。

貰った資料には、目から鱗の情報がありました。つまり冒頭の写真のように、ひと節に2個から3個の花がついていて、放置しておくと全部が莢になってしまいます。今年は、これを摘果して、ひと節にひと莢にしてしまうというのがポイント!

考えてみればわかりそうなことですがネ。資料有難う!これまでの反省にたって、大きな実がとれるように頑張ります。
こちらは1週間前のスナップエンドウの花のアップ。風に揺れているせいか、ピントが甘いが、スイートピーにも劣らぬ美しさです。

いまは、こっちにも、青い莢がなっていて、1個だけ生のまま味見しましたが、シャキシャキとした歯ごたえと甘みはなんとも言えない旨さ。

冬は、枯れてしまいそうな気配でしたが、今年はこれまでにない出来栄えで、もうすぐたくさんのスナップエンドウを収穫できそうです。

  • きょうの一枚 フキ

畑の隅で育つフキを収穫。妹に送ってもらったタケノコと煮て…。旨かった!ご馳走様。