色とりどりの花

2週続けて花の話題です。各地から本格的な花だよりが聞かれるようになりました。先週、ちらほらと咲いていたわが団地の桜もパッと咲きました。約450本あるというのですが、ほとんどがソメイヨシノです。

まだ八分咲き程度のものもあります。

例年は梅、プラム、桜の順に咲きます。今年は桜とプラムが同時期。サンタローザソルダムの2種類のプラムは、このままゆけばどちらも大豊作のようです。

プラムの花は一見たおやか。よくみると、シャキッとした存在感のある花です。

そして毎年、この季節に一面、黄色の景色をつくる江戸川堤防のカラシナカラシナアブラナ科アブラナ属の越年草で英名 はMustards。種子を和ガラシの材料にしたようですが、それが野生化したのだとか。若いうちに掘り取って塩漬けし漬物にすることもあるようです。

待ちこがれていたケールがとうとう花を咲かせました。これもアブラナ科。わが家では、アブラナ科の花は、ダイコンやハクサイ、ミズナ、ワサビ菜、ルッコラを経験しましたが、ケールは初めて。筒の長さが2cmほどあって一番大きいかも知れません。「育てて、味わう、そして花を楽しむ」家庭菜園家ならではの楽しみ方です。

といいながら、この春キャベツにはあきれてしまいました。秋に植えアオムシの被害を避け寒さを乗り越えて、春には野鳥の被害を避けて…とさんざん苦労してここまで来たのに、結球した1個を収穫してみたら、なかはスカスカ!

度を越えた今年の寒さのため、野菜も慌てて花を咲かそうとしているようです。畑の20株ほどのキャベツの中には、結球しないで花芽を出しているものがいくつかありますが、結球したように見えてもこの調子です。今年の寒さが残した爪痕というと大げさかな!家庭菜園だから笑ってすまされるのに、これがキャベツ栽培農家だとそうはゆかないでしょう。

色とりどりの花といいながら、野菜の花だらけになってしまいましたが、ムスカリと花ニラもかわいい花を咲かせています。

それにチューリップ。3年前に買った球根です。昨年までは赤の花が多く、今年もそうかな、と期待して植えたのに、不思議なことに咲いているのは白花だけ。赤い蕾が2個ほどありますが、これはどういうことでしょうか。一説には、チューリップは何年か栽培していると、白い花だけになってしまう、というのですが、真相はどうでしょうか。

きょうの植えつけは、自家製のサニーレタスの苗、頂いたキャベツ、玉レタスの苗。ニラやタマネギ、ニンニク、ソラマメが育っており、ジャガイモの芽が土にひび割れをつくっていました。いよいよ月末になればナスやキュウリなどの植えつけ。少しずつ忙しくなってきます。