桜が開花

ことしは梅がひと月遅れで桜も遅れています。何といってもこの冬は、最寄の観測地点で氷点下6℃前後の日が何日かあり、2月19日には氷点下6.8℃を観測するほどの異常な冷え込みだったんです。
しかし桜は、梅ほどの遅れにはなりません。昨日は、近くの小学校の正門の桜も咲き始めました。今週末には満開を迎えるでしょう。

開花と言えば、畑ではルッコラが咲き始めました。ルッコラは、花が咲けば種がなるのでとても重宝。時々、種を蒔いておけば一年中育っているので、葉を摘んでサラダにしたり軽く炒めたりして食べることができます。プランターでも簡単に栽培できるし花まで楽しめるのです。

ところで、今年のわが家のルッコラにはソラマメのアブラムシ対策という大役が与えられています。昨年秋に植えたのですが最近急に成長を始めました。ソラマメはその中に埋もれてしまい、まるで脇役のはずのルッコラが主役然としているのですす。ソラマメの日当たりが良くなるように刈り込んだのですが…、私が主役よ、という感じです。

肝腎のアブラムシの姿は見えないが、これは今年の異常な寒さのせいかも知れないし、いまのところルッコラの効果と決めるわけには行きません。しかしこの時期にアブラムシが皆無のソラマメを見ると、長年悩まされ続けてきたファーマーとしては、胸がすうーっとします。このソラマメは、昨年秋には育ちすぎて、その後の風や寒さで痛めつけられたのですが、いよいよ花芽が育ち始めました。

明日は、暴風雨だとか。昨年は自然災害に翻弄された一年でしたが、今年の天候も荒い。土曜日に、激しい風と雨を経験したばかりなのに、どうなっているんでしょうか。


  • きょうの一枚 ケールタワー

これは私の造語。昨年5月に植えたケールが冬を越しました。いま花芽が伸び始めました。ルッコラと同じアブラナ科の野菜なので想像はできますが、一応開花を楽しむ予定です。明日の嵐には負けないで欲しい。