初雪

先週は仕事で金、土と長野県の上松町にでかけ日曜は用事ができて更新ができませんでした。
1月20日に15ミリの雨が降って、とうとう暮れからの降水量ゼロの記録がここで止まってしまった。それから昨日までぐずついた日が続いて今朝は初雪。雪にわくわくを感じるという方が多いようですが、こんな景色を見ると、わかるような気がします。

しかし、雪になれない都会の現実は厳しい。夕方のニュースを見ると、雪で転んで怪我した人が600人あまりとか。
朝からそんな予感がしたので、久しぶりに登山靴を出して綿パンで出勤することにしました。きょうは事務所にこもって仕事すればいいし、外回りや人に会う予定なしでしたから…。

さすがに山靴です。すっかり凍りついてしまった雪の上でも大丈夫!あまりの頼もしさに、このまま都内まで歩いてもいいような気分。しかしそうは行きません。30キロ以上もあるんですから。珍しく車で渋滞した1キロ足らずの道を、ざくざくと雪を踏んで駅に着いてみると、駅は人で溢れかえっていました。どこにこんなたくさんの人がいたの?という感じ。雨と風に弱く、雪にも弱いと三拍子そろった田舎の電車。説明だと、しばらく動かないようです。
頭に浮かんできたのは、「事務所にこもって仕事、外回りや人に会う予定なし」。「よし、来ない電車を待って無駄な時間を過ごすことはない。在宅勤務をしよう、資料は鞄やメモリーに入っている」と即座に判断して、わが家にとって返したのです。
インターネットと電話で朝の仕事をすませ、昼を食べたら、どうしても気になるのが畑のこと。雪でつぶれていたりしないか、確認してみようと考えて昼休みにちょこっと覗きに行くことにしました。着いてみると、案の定、畑は真っ白な世界。見えるのは、ノッポのケールと雪でつぶれたキャベツの支柱。

ケールは、重い雪を頭に乗せて立っていました。雪に隠れていますが、芯の周りの葉は元気で、暖かくなったら花を咲かすぞ、という決意を秘めているはずだが、少し痛ましい姿。でも大丈夫でしょう。

問題は、隣の春キャベツ。雪の重みでネットがつぶれていました。

そこで、雪をよけてネットを開けてみると、かなり成長したキャベツは雪の重みで少し押さえられたものの、まったく葉は傷んでいません。紫色の葉があったりしますが、傷んでいるわけではありません。

雪を払い落とし、支柱を立て直して帰ってきました。今夜も雪の予報、さて、明日はどうなることやら。

木曽からの帰り、長野駅で少し時間があったので、何気に善光寺に寄ってみました。牛に引かれて…、とか言いますがそういうことだったのでしょうか。