ハクサイの結球

「早く結球しないと、年内のキムチができないぞ!」。Scientific Farmerの焦りの声が伝わったのか、ようやくハクサイの結球がはじまりました。何とかこれで年内にキムチづくりができそう…。
結球が遅れたのはハクサイのせいだけではありません。8月下旬に種まきしたら畑の苗は9月前半の暑さで全滅。そこでベランダで予備に育てておいた苗を9月下旬に植えなおした。その影響で生育が遅れ気味となったということ。それに品種の問題。今年のハクサイは、“王将(85日型)”。小型のハクサイが多いなかで、一番大きくなる(時間のかかる)タイプを選んだため時間がかかった。

結球といえばケールの様子がおかしい。気温4度C以下の朝が続いたせいか、ケールの芯がまき始めたのです。栽培は初めてなのでよくわからないが、キャベツの仲間の野菜だから、寒さから大切な花芽を守るため結球しても、それはごく自然なことかも知れない。

植物にとって花芽は、自分の遺伝子を次の世代につなぐために大切な器官。これは椿の花芽ですが、寒さや危険から身を守るためにこんな形になっているのかも。

こちらは芽キャベツ。9月初めに園芸店で苗を2本だけ買ってきて植えもの。マイペースでのんびりと成長中です。たしかに慌てて大きくなっても、大切な芽を人間に食べられるだけだから…。不思議なことに成長するに連れて、同じ芽キャベツかと思わせるほど外見が異なってきたのです。

拡大してみると、こんな感じで脇のところに小さなキャベツ様の芽がついている。どこまで大きくなるのか楽しみにしているのですが、芽キャベツにすれば、できるだけたくさんの花を咲かせて多くの種をつけるためにこんな形態をしているだけなのかも。

  • きょうの一枚 マメアブラムシ

新しいカメラで、先週見つけたマメアブラムシを撮ってみました。これからは、この程度の拡大は手軽にできます。以前はさんざん苦労して撮っていましたが。