夜明けの野菜

「夜明けの…」という曲を歌った日本人歌手が、いま海外で話題になっているとか。
どんどん日の出が遅くなり、6時過ぎでもまだ朝日が出ない。いうなれば、この時間帯の野菜は「夜明けの野菜」。
写真は「夜明け直後の野菜」が正しいかも知れません。手前はケール。こうして見ると40坪ほどの小さな畑の野菜はとても順調に育っているようです。

その後、ソラマメはどうか。ルッコラに埋もれまいとして頑張っているせいか、いつもより成長が早い。もう15センチほどになっている。もちろん、あのアブラムシはゼロ。
果たしてルッコラの効果なのか、それともソラマメヒゲナガアブラムシは、他の植物(寄種)で夏から晩秋を過ごすので、そちらが忙しくてソラマメ訪問の時間が遅れているだけなのか。そこは、しばらく観察しないとわからない。残念なのは、ルッコラを植えない比較対象区を設けなかったこと。これは自称Scientific Farmerとしては大きな手抜かりでした。

こちらは5月初めに植えてから、モンシロチョウの幼虫(アオムシ)の被害を受け、アシナガバチの保護を受けたりといろいろあったが、ここまで元気を維持しているケールです。「まだまだ寒さなどには負けませんぞ、朝の青汁はまかせといて…」という声が聞こえてきそう。

おかげで、いつもだとホウレンソウを使っていたが、6月以来ケールが活躍している毎朝の野菜ジュース。たまたま頂いたケールの苗をためしに植えただけなのに、ここまでそのお世話になるとは!
野菜ジュースというより、「野菜のジュレ」というのが正しいのかも知れません。手作りヨーグルトにかけて果物とともに食べています。

いまベランダでは、後継のケールが元気に育っています。順調に育っているので、おそらく畑の古株が元気をなくすころには、こちらが肩代わりしてくれそうです。

北の方からは、雪の便りも聞かれる季節になりました。わが家の畑は、本格的な冬を目前に穏やかなひとときを過ごしているようです。


  • きょうの一枚 水玉

言葉はいらない…。