ソラマメの「発芽」と「出芽」

ソラマメを種まきして2週間が経過。朝の気温はかなり下がってきたが、適度のお湿りがあったりしたのでソラマメの芽が出てきた。ルッコラの間にポツン、ポツンと見えるのがソラマメ。いまは鳥にねらわれやすいのでネットをかけてある。

ところで、こういう状態を、私たちは「発芽」と呼ぶが、専門的には「出芽」というものらしい。簡単にいうと、種から芽が出るのが「発芽」であり、その芽が地上に出てくるのが「出芽」ということ。なるほど、理にはかなっていますが、家庭菜園の限りにおいては無用の知識のような気がします。
そんなことよりも、このルッコラがソラマメのアブラムシを防ぐコンパニオンプラントとして働くかどうかが大事なテーマ。いよいよ観察開始です。もし、そうだとすれば大変な…。
ハクサイの外葉が思い切り成長してきた。その枚数が一定の数になると、いよいよ芯がたってくる。期待に胸が膨らむ季節です。虫の被害もせいぜいアオムシの食いあとが目につく程度。こんなにうまく行くと、気分がいい!

ニンニクまで元気よく伸びてきた。芽が出ていないところは、補植したのでそのうち出そろうでしょう。

10本のセイヨウカナメモチのうちの1本が急に衰えてきたので、調べてみたら根元のあたりに虫の食いあとがありました。幹を切断したら出てきたのがこのゴマダラカミキリの幼虫です。ここにありますが、義理堅くきちんと産卵していたようです。この幼虫は、別名テッポウムシとも呼ばれます。

これが被害木の状態。まわりに比べ、葉の色が黄ばんで見えます。生垣の虫害第1号に認定。