大きなアケビ

牛久から届いた段ボール箱を開けると、ゼンマイの横に大きなアケビが大小あわせて5個も入っていた。噂には聞いていたが、こんなに大きいとは!右側の大きいものは長さ18センチもある。

アケビといえば、田舎育ちの自分にとって懐かしい植物。この季節、雑木林の陽当たりのいい場所に、アケビの蔓が繁茂していて、多いときは10個も20個も実がなっていたもの。その中のひび割れた実をとって食べると、口中に粒々の種があふれ、それをぶーっと吐き出しながら、独特の甘さとほろ苦さを味わったものだ。いったい、これはどんな味がするのか。見るからにふっくらして甘そうだが。

ひと口、食べてみて驚いた。とても甘い。粒々の種は多いがそれ以上に果肉が多い。アケビってこんなに美味しかったのか。これはもちろん、栽培用に改良された品種で八百屋さんにも時々出ているらしい。山のものは相変わらずの味でしょう。
ところでこの大きな皮は食べられないのか。さっそくお礼の電話をかけて、うかがってみると天麩羅にすれば食べられないことはない、という答え。送り主は元上司。なかなかのこだわり派。その方の答えがこうだからと、さっさと皮を食材としてどうこうということは諦めた。
きょうは、頂きモノデーだったようで、こちらはお隣のSさんにいただいた枝豆。はじけるほどに膨らんだ鞘が多く、さっそく頂くことに。まずは、美味しい枝豆のゆで方を参考にして塩加減に気をつけて…。実がつまっていてなかなかの味でした。

頂いた冬瓜の煮ものと、枝豆入りのご飯。きょうも幸せな一日でした。ご馳走様!いつも有難うございます。


‐きょうの一枚 ソラマメ
一足早く種まきしたルッコラは芽を出したが、ルッコラの畝間にまいたソラマメはまだ芽が出ない。待ち遠しいが金曜日に雨が降ったので、そろそろ…。