白菜の移植と大根の種まき、冬瓜

季節の変化を察知したのかヒガンバナの花芽が伸びてきました。ヒガンバナは晩秋から冬にかけて肉厚の艶々した葉を伸ばし栄養を球根に蓄え、翌年に花を咲かせます。畑の隅に何か所か、ヒガンバナの株がありますが、どこも本数が増えてひとつひとつの花芽が小さくなってきました。ふつうの彼岸花の種子は発芽力がないので球根で増えるようです。

朝夕は肌寒く感じるほどの季節になりましたが、これが平年並みだそうです。白菜、大根が全滅しした9月前半は、かなり暑かったということです。ベランダで育てた白菜の苗を移植し、降雨時に土がはねて病気にならないよう、藁でマルチしました。もちろんモンシロチョウ対策のため、防虫ネットもかけました。ここまでやるのか、と言われそうですが、こうしないと無農薬白菜づくりはうまく行きません。

大根もまき直しました。今度はうまく育ってくれればいいのですが。

結局、2年続けてほぼ同じタイミングで、白菜、大根を植えたことになりました。今年は大きくなる品種を選んだので、それが成果につながればいいのですが、自然に左右される野菜づくりはなかなか思う通りには行きません。
お隣のSさんの畑の冬瓜が大きくなってきました。写真ではわかりにくいのですが、1個で何キロあるんでしょうか。どっこいしょ!とようやく抱えるような重さです。いつも珍しい野菜を頂いていますが、これも頂きました。

わが家では初めての食材。週末Cooker、転じて休日Cookerは「冬瓜と帆立、ベーコンのうま煮」に挑戦しました。ここにレシピがあります。

残りの四分の一は、今度は鶏肉とともに…。どうも御馳走さまでした。

畑の周りの約20種、40本の樹木は、常緑ヤマボウシ4.5mを中心に年々成長を続けており、台風から野菜を守ってくれました。正面中央は梅、その右が常緑ヤマボウシ、右側にムクゲシマトネリコ、プラムと続きます。
南側で育つ7本のイヌマキは生垣の効果を高めるため、北側のセイヨウカナメモチと同じように高さ2mに切りそろえることにしました。

ところが、フタモンアシナガバチの大きな巣を見つけました。背中の腹部のあたりに、ふたつの紋があることからこのような名前がつけられたようです。
アシナガバチの仲間では、もっとも大きな巣をつくることで知られていますが、たしかにこれは大きい。なぜか巣の下の木の幹に成虫が集まっています。ここをクリックすると拡大します。
ほかの昆虫を捕えて肉団子にして巣の幼虫に与える性質は、コアシナガバチと同じですが、この蜂が狩りする姿はあまり見かけない。