台風被害

昨日は、台風15号が午後2時頃浜松市に上陸とのニュースを聞いて、すぐに職場を出て帰宅することに。電車も平常どおりで、それほど風や雨も強くない。自宅に帰り着いてフユウガキが気になって、畑に行ってみたら雨が強くなり作業するとずぶ濡れになりそう。キュウリネットで樹冠の揺れを防ぐ、いつもの強風対策は諦め運を天にまかせることにしました。たくさんなった柿の実が風に吹かれて、恨めしそうでした。
今朝早く、台風一過後の様子を見に出掛けたら、3本立ちのシマトネリコの一番大きな幹がポッキリと折れていた。たしかに頭でっかちになっていて折れる可能性は予測できたのに、頂上の大枝をおろすなどの手入れを怠ったせいです。反省!

心配した柿は、10個ほどの実が落ちただけで、幹や枝の被害はなし。いっこうに太らない細い幹でよく風に耐えたものです。

樹高4mあまりと、畑で一番背の高い常緑ヤマボウシは、少し実を落としただけ。うまく行けば久しぶりにジャムをつくるほどの量の実がみのるかも知れません。

ピーマンやシシトウ、ナス、トウガラシなどのナス科の野菜は、9月というのにたくさんの実をつけていますが、こちらも少し傾いたぐらいで、大きな被害はなし。

ということで、わが家の畑の被害は笑ってすませるほどのものでしたが、各地で街路樹が倒れ車や人に被害が出ました。人工的な環境の中で、緑化樹の根や株が傷み、強風に吹かれると倒れて私たちに被害をもたらすことがあります。
日頃の管理が大切だということを身をもって感じた台風でした。


  • きょうの一枚 久しぶりのカマキリ

強風の中で、どう過ごしたのでしょうか。元気そうなカマキリを見つけました。背中は保護色で茶色。ということは、枯れ木や落ち葉の中で過ごしてここに移動したばかりのようです。