花より団子で…

先週土曜日に日ごろお世話になっている方々をお招きして花見パーティを計画したScientific Farmerですが、桜のない花見になってしまいました。
一番の原因は3月末にはソメイヨシノが咲くとの思いこみ。昨年はどうだったのか。今頃になって調べてみたら、何と昨年も今年と同様のパターンで、月初めには3月末に開花の予報が出されていたが、月末の冷え込みのため開花が4月にずれ込んだようです。
今朝だって「桜舞う…」どころか、みぞれが舞う始末。団地内に450本はあるという自慢の桜も、まだこんな様子です。

ということで土曜日の花見は、桜のかわりにわが家の畑のプラムやチューリップ、スイセンムスカリや椿の花を見て頂き、そのあと一杯ということにしました。

幸いなことに、気温が15度まで上昇してピンポイントで狙ったような花見日和に恵まれました。お天気男の面目躍如です。
七輪の炭に火がついたところで参加者8人はわが家の手づくり梅酒で乾杯。あとはビールや宅急便で届いた差し入れの焼酎や、練馬・大泉からご持参頂いた桜泉(おおいずみ、元TBSアナの山本文郎夫さん命名の日本酒)、木曽の純米吟醸酒と好きな飲み物を飲み、七輪3台を使っての焼き肉や自家製キムチ・ピーナツ豆腐、それに函館や新潟の海産物の美味しいお土産をつまんでいるうちに、花のことなどはどこかにすっかり忘れてしまい、まさに「花より団子」状態に陥りました。

2時間半ほどで屋外での宴会を終え、次は全員がわが家の居間に移り、それぞれ酒を飲んだり、コーヒーにケーキだったり、夕方まで大にぎわい。
一輪咲いたばかりのコチョウランの連続写真も披露しました。5月末には2千頁にも及ぶ木の根の図鑑が完成予定。大仕事を終えた大先生も開花写真は珍しかったのか、撮影方法のご質問を頂きました。ライフワークの完成ご苦労様!科学者の研究に終わりはないのかも知れませんが、本日の花見、その慰労会をかねています。

下の写真をクリックして見て下さい。コチョウランのスライドショーがあります。咲き始めは23日(火)5時30分、コチョウランらしい花の形が完成するのは翌24日(水)5時半。ちょうど1昼夜かかりました。19コマと20コマの間は撮影者が睡眠中のためカメラが作動せず。自動シャッターのカメラがほしいところ。
こうしてみるとコチョウランの花は昼夜の区別なく、一定のテンポで開花が進むのではないかと考えられます。蕾は残りが5個。最初の花はひと月ほどもつというので、その間に次々と開いていくのではないかと期待しています。

2010-03-25

帰りのお土産は、自家製のキンカン漬けに岡埜栄泉・虎ノ門店の栗まんじゅう、差し入れの練馬・大吾の爾比久良(にいくら)など。大したおもてなしはできませんでしたが、皆さんに色々とお心遣いを頂き、大感謝の一日でした。

−きょうの一枚 スイートピーの種
花のあとにはスイートピーの鞘がついています。発芽力のある種子がみのるかどうか。野鳥に食べられやすいので相変わらずネットで保護しています。

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