木の表彰台

一昨日は朝から雨。ジャガイモの植え付けが気になるのですが…。テレビをつけたら女子団体パシュートの決勝戦を放送していました。
結果はご案内のとおり、ドイツとわずか100分の2秒差で銀メダル。金を逸したとはいえ、立派な成績であり健闘を讃えたいと思います。写真はどちらもテレビ画面。一枚目は外国人選手ですが、「日本 銀」というテロップが見えるので採用。

こちらはその後に行われた表彰式の様子。表彰台に注目です! 田畑真紀小平奈緒穂積雅子の3選手が手をつないで飛び乗るシーンが何回か放送されました。なかなかアップの写真が撮れませんでしたが、よくみると変わったデザインではありませんか。木製のようです。

そこでWEBで調べているうちに、ここにありますが、fagus06さんのブログにたどり着きました。素敵な内容で、末尾にはバンクーバーオリンピックの地元BC州のHPにある木の表彰台のがリンクされていました。
このHPから得られた情報は、次のようなこと。
オリンピックの会場は、スケートなどの室内競技がバンクーバー市内や隣接都市で開催され、スキー滑降などの屋外競技は郊外の山岳地で開催されるといった具合に数カ所に分かれていたが、どの会場にも木の表彰台が配置された。台数は2週間後に行われるパラリンピック用を含めると23基。そして材料は、地元産のモミやトウヒ、マツ、カラマツ、シラカバなど約20種類の木材。ちなみに浅田真央選手の表彰台はロッジポールパイン製みたい。これらの表彰台は、すべて地元の私有林や共有林の所有者、製材協会、木製品・ログハウスメーカーなどが寄贈したもので、寄贈者の氏名も公表されていた。
これはパシュートの決勝戦が行われた、たぶんPacific Coliseumの屋内ではないかと思いますが、ここでも上手に木材が使用されていました。

豊かな森林に恵まれ、世界有数の木材生産国のひとつであるカナダ・BC州。オリンピックの大舞台で、環境に優しい木材利用への配慮を世界に情報発信したというわけです。自称Scientific Farmer的には、その点が印象に残るオリンピックでした。日本でもこれから増加する国産の木材を上手に利用して頂くための取組が、これまで以上に求められています。

−きょうの一枚 満開のミモザアカシア
一階で咲くこの花をみると思い出すのが、だいぶ昔に訪れたチュニジアのこと。日本とほぼ緯度が同じなので、そろそろ咲いているのではと懐かしく感じます

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