オランダ旅行番外編、気になる植物

「先憂後楽」という言葉がありますが、今回は「先楽後憂」。しばらく留守したせいで、週前半はそれなりに大変でした。
ここは一息入れる意味からも旅行の番外編を整理しておきたいと思います。さて何から行くか。まずはオランダで見かけた植物から…。今回の旅行では日本でよく見かけるもの、全くはじめてのものと、たくさんの植物を見ることができました。もうすぐタマネギの植え付けの時期、そちらも気になるのですが…。
まず、これはアムステルダム市内、アンネ・フランク館の近くでみかけたタデ科のナツユキカズラ(Polygonum aubertii)です。花が咲くと雪が降り積もったように見えるというので、この名がつけられたようです。チベット、中国西部原産のつる性落葉低木で、イタドリの仲間と聞いて、あぁ、なるほど、という感じを持ちました。oNLINE植物アルバムで教えて頂きました。

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次に、アンネフランク館の近くにあった花屋さんの店先でみかけたグラジオラスです。品種改良が進み、日本でもさまざまな色のものがあるようです。

シンゲルの花市の一角で見つけたジャパニーズ盆栽です。日本の盆栽が欧米でもちょっとした人気になっているという話を聞きますが、こうしてオランダの花屋さんの店先に実物が飾られているのを見ると何だか嬉しくなります。でも日本の盆栽だと、剪定や枝の仕立て方がもっと繊細かも知れません。

これは盆栽屋さんの横で見つけた切り花の一種。鮮やかな赤が目についたので、何だろうと観察してみたら、日本にもありますが、野バラの仲間の植物の実ではないかと思います。それにしても、粒が大きい。

最後がゴッホ美術館の近くで見かけたミズナラの老木。樹高はそれほど高くないが幹は太い。緑の葉を元気いっぱいに茂らせていました。

アムステルダムは自転車の街。自転車は老若何女の乗り物として愛用されているようです。この木の下を行き交う自転車がたくさん見られました。橋の欄干や道路のガードレールなど、に、いわば所かまわずという感じでロックしておいて、用事がすんだら再び自転車で移動するという使い方です。

一気にハーグまで終えてオランダは終わりにしたいところですが、ハーグに行き着く前にライデン大学植物園があるのでそうは行きません。ということで、ここでひと区切りです。
=続く=