ヒースロー経由で帰国の途へ

早いものです。往復の時間を差し引きすれば8日間の日程も実質は6日の旅。この日は朝10時ブリュッセル空港発の飛行機でヒースローに飛び、そのあと成田への便に乗り換える手はずです。
2時間前の8時には空港に着くようにという旅行社の指示にそってホテル発は6:30分。
やや早すぎの感がありますが、ここの電車の事情はすでぬ経験済みなので、きのうのうちに空港行きの特急券を買うなど、もっとも安全な行動を選択しました。その意味では、きのうの2時間の無駄も決して無駄ではない。一人だともっと気軽なのですが、同行者のことを考えると安全第一を優先することになります。それにしてもブリュッセルの空には三日月がかかっていて、まだ真っ暗!

空港で軽い朝食を食べる頃に、ようやく朝日が昇ってきました。生き物を扱う菜園家としては、いつもお世話になっているお天道様があがる時というのは喜びと感謝の瞬間です。しかも朝日が昇る方向にお家があるのだ…。

結局、飛行機は予定より30分遅れでした。お土産にゴディバチョコだけを買って…。それにしても往復ともセキュリティチェックは靴、上着まで脱ぐという厳しさ。
わずか50人足らずの定数の小さな飛行機、無事にロンドンまで飛べるのか…と案ずる間もなくロンドン上空へ。天気に恵まれ、しかも比較的低空で街の上を飛ぶのでキューガーデンらしき緑地やテームズ河、ビッグベンがくっきり見えてました。写真は撮れなかったけど。

ブリュッセル空港では圏外の表示がでていないのに携帯電話のメール送受信ができなくなったりして、ついに携帯まで壊れたかと青くなったが、ヒースローに着いたらそれも解決してひと安心。試しに、子どもに「これから帰国…」とメッセージを送ってみたり…。
到着したBritish Midland142の前で思わず記念撮影。毎日よく食べてよく歩きました。果たしてその成果はどうでしょうか?

ヒースローから成田行きのVirgin Atlantic Airways VS900便に搭乗して13時間のフライト。帰りは時間が短く感じるから不思議。予定どおり朝9:30過ぎに到着。お土産のチューリップの球根を植物防疫検査を受けるため窓口に行ったら、どういうわけか番号をあわせてもバッグが開かない。30分ほどガチャガチャしても開かないので、こちらも腹を決めて係官の方に「壊れてもいいですからこじ開けて下さい」と頼んで開けて貰う始末。じつは今回で海外20回目。パソコンに続くバッグの故障とハプニングが続きました。とてもメモリアルな旅になりました。運良くバッグは傷みなしでした。
あとは京成電鉄船橋から武蔵野線に乗り換えて…。船橋駅ではこんなものが目に入りました。Domestic過ぎるとご叱正を受けても、やはり日本の味がいいかな。と、「アラ還旅行」の記録はここで終わりです。臆面もなく、色々と書きましたがお読み頂いた皆さんに感謝です。


−きょうの一枚  スイートピーの苗
今回の旅行で気になっていたスイートピーの鉢。いかがあいなりや、と帰ってみたら、まんまと作戦大成功だったようで元気で迎えてくれました。鉢の上に新聞紙を切り抜きタップリと水を含ませたもので乾燥防止をして、朝日の当たる北ベランダにおいただけですが、これで1週間程度は十分なことが証明されました。