オニナベナの花

ここにありますが、ロンドンで買った野草の種が発芽して育ったオニナベナの花が咲きました。草丈は、すでに1.5mほどはあります。

長さ3cmほどのイガイガのついた坊主のような形をしていて、よく見ると小さな花が集まっています。鋭いトゲに支えられるように薄紫色の筒型の花びらが伸びてきて、それぞれに雄しべ、雌しべがあるという風変わりなものです。

丸い坊主の下にも、先端が鋭くとがったトゲのようなものが何本も出ています。乾燥するとラシャ織物の繊維を起こすときに用いるティーゼル(Teasel)と呼ばれるものになるそうです。

ヨーロッパ原産のこの植物は、驚いたことに花を観賞するためにすでに江戸の頃から渡来し栽培されていたということです。最近ではドライフラワーの材料にも使われているということ。多年生ですので、種子の心配は無用ですが、果たして種がとれるものかどうか。
それに、ここにありますが、国内にも「ナベナ」という仲間の植物があることがわかりました。図鑑には「本州や四国,九州から朝鮮半島に分布し、日当たりのよい山にはえる大形の植物で、高さが1m以上になり全体に刺毛がありざらついており、花は夏から秋,管状の小花が多数集まって頭状花をつくる」とあります。

  • きょうの一枚  トウガラシ

枝を剪定したら元気になってきました。

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