小田原城の桜
忙しかった3月を終えたので、久しぶりに休みをとって箱根方面に出かけました。目的地に着く前に、桜の名所、小田原城に寄ってみたのですが、ここは海に面しているせいか、ちょうど見ごろでした。
小田原市内の通りの桜並木とお堀、なかなか見事です。右端に写っていますが、いまでは珍しくなった松の大木もあります。
新芽を吹いたばかりの楠もみごとです。松と楠はどちらも木材としての利用価値の高い木。どこの城にも、いざという時に備えて実用と景観をかねた植栽が行われています。
この季節、城壁の中では何か催しがあるみたいです。
中に入ると、ミニ動物園があって、猿たちものどかな春を楽しんでいるみたい。
骨董市も開かれていて、昔懐かしい生活の道具が並んでいました。
天守閣の近くの桜です。この天守閣は、初めは1634年に建てられ、その後の大地震で倒壊・焼失し1706年に再建され1870(明治3年)に廃城となったが、昭和35年(1960)に、市制20周年を記念して復興したものだそうです。1706年の再建時に作成された設計図などが参考だそうですから、外観ほぼ古い時代のままかも知れません。
天守閣のまわりにも松が植わっていました。
明日の天気はどうなるのか。無情の雨、風とならなければいいのですが。
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−きょうの一枚 芦ノ湖越しに見る富士