ヘタムシの被害を乗り越えて

ここに植えて5年目、そして実がなるようになって4年目のフユウガキです。がヘタムシの集中攻撃にあいながら収穫の時期を迎えました。
昨年は150個ほどの実がなり、その後誤算につぐ誤算で40個も収穫してしまいました。このため今年は裏作、つまり不作の年だと覚悟をしていました。実際実の数は20個と少なかったのですが、その柿の実が次々とヘタムシの被害で落果してしまい、ほとんど全滅状態。ようやく5個だけ残っていたのですが、それが色づいてきたので(^_^)が3個を収穫してきました。

昨年に比べて2週間も早いので青みが残っているし、しかも一番大きいものでせいぜい180グラムと小ぶりで表皮も傷だらけ。が、なんとなく愛おしく感じるのは、そういう苦難を乗り越えてここまでようやくこぎ着けたからということしょうか。
繰り返しになりますが、今年の収穫が少ないのはヘタムシだけのせいではありません。昨年ならせ過ぎたことが一番の原因です。しかし…昨年の管理がうまく行っていて今年実がたくさんなっていたら、それこそ大変な被害が出ていたかもしれません。もちろん薬を撒けば簡単なのかも知れませんが。
それに今年は北の方でモンクロシャチホコが大量発生したとか、マイマイガが…とか聞くのですが、これはどういうことでしょうか。そちらが気になります。今年のわが家の畑も虫のオンパレード。アメリカシロヒトリがカキに初めて発生しただけでなく、シマトネリコにシモフリスズメが発生したり、イラガがウメノキについたり、モンクロシャチホコがプラムに出たりと大変な当たり年でした。
樹木が生長して生物相が豊かになったせいか。気象の変化が原因か、その辺りはよくわかりません。

  • きょうの一枚  セリにいるキアゲハの幼虫

ニンジンがそろそろ終わりになる一方で、セリの新芽が伸びてきました。よく見るとキアゲハの幼虫が、無心に新芽を食べています。全部で10頭もいました。

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