常緑ヤマボウシの花

けさは青空がのぞいて気持ちのいい天気です。常緑ヤマボウシが朝日を浴びてまぶしく輝いていました。

昨年の秋からですが、根元の小枝から頂上まで数え切れないほどの花芽がついていました。それがいま一斉に生長を始めたので白く輝いて見えるのです。ひょっとしたら、この木はいま一番エネルギーを消費しているかも知れません。
仲間のハナミズキや国産のヤマボウシもこれによく似た花を咲かせます。




花びらのように見えるのは苞(ほう)で、その中心にあるイチゴ状の粒々がホントの花。



しばらくするとその花が開いて雌しべと雄しべが顔をのぞかせます。今年の秋にこの粒々のものがイチゴみたいに赤く実るとすれば、その時はいま以上にエネルギーを使うことになります。
しかし体力の消耗を避けるためでしょうか。昨年はほとんどの実を青いまま落果させました。昨年と状況は変わっていませんので、今年もそうなるのではないかと思います。

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