テントウムシの謎

今年はアブラムシが多いです。気候のせいでしょうか。ウメやプラム、ツバキ、ユズの新芽、それにインゲン、ズッキーニ、それにソラマメと。植物の種類毎にさまざまのアブラムシがいます。まだ目についていないものを入れれば10種は下らないのではないでしょうか。
ソラマメだけが心配ですがあとは問題ありません。たとえばこのムクゲ、樹木が黒ずんで見えるくらいでしたが、その後だいぶ少なくなってきました。原因は写真中央のテントウムシの幼虫だと思います。これは5齢幼虫で、しばらくすると蛹になります。いま食事中です。

ムクゲにはアブラムシの餌が多いので、たくさんのテントウムシの1〜4齢幼虫がいます。黒く点々と見えるのが幼虫です。

不思議なのは5齢幼虫が少ないこと。ようやく一枚目の写真に写っている1匹を見つけただけです。そして、いくら蛹を探してもムクゲでは見つかりません。これは3本のムクゲに共通の現象です。このような4齢幼虫はいるのですが…。

畑で蛹の居場所を探すと、見つかるのはソラマメの葉の上。それにジャガイモでも。

一体、これはどういうことでしょうか。蛹になるときは、餌となる植物を避ける蝶類と似た習性があるということでしょうか。しかし、ソラマメにはアブラムシがいるし…。それともムクゲの木では5齢幼虫や蛹は何かの動物に食べられやすいということなのか。アゲハの5齢幼虫が蛹になる直前に出していた黒いうんち状のものがムクゲの葉では散見されます。ということで謎は深まります。
↓よろしければ、ポチッと押してください。
にほんブログ村 その他生活ブログ 雑学・豆知識へ