生け垣らしく

植栽して3年目のセイヨウカナメモチです。新芽がフサフサと伸びてきました。新芽が赤いのは、強い紫外線から柔らかい組織を守るために赤いフィルターをかけているのだそうです。人間で言えば目を守るためにサングラスをかけているようなものです。葉の表皮組織が丈夫になり葉緑素が増えるにつれて、赤色は薄れて緑色が濃くなります。

1年前はこんな状態でした(19.6.11撮影)。成長の早さには驚いてしまいます。「芽吹き」というと、春だけと思いこんでいる方が多いかも知れませんが、この木は一年に3回は赤い新芽を出します。

畑の野菜などを強風から守る防風効果の高い「生け垣」をつくることが目的です。それにはガッチリした幹と細かい枝がたくさん出て目が詰まっていることが必要ですし、高さは管理人の背丈よりやや低い程度に、ということで完成したのがこの写真です。ノビノビと伸ばしたらいいのに、とかいろいろのご意見があるかも知れません。


ヨーロッパで開発されたアイリスの1種。ドイツアヤメとも呼ばれています。弱アルカリ性を好み、乾燥地でも育ちます。

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