Scientific Farmerのイギリス旅行

久しぶりに海外旅行に行くことになりました。これまでイギリス領の国々を旅したことはあるし、机の引き出しをあけると女王陛下の横顔がついた幾つかの国のコインが見つかったりするのですが、ご本家のイギリスに行く機会がありませんでした。一度行ってみたいと願っていたのが、それがかなうことになりました。Scientific Farmerのイギリス旅行です。

飛行機は成田発22日11時、日本海を越えてシベリアを抜けてスカンジナビア半島上空を南下しますがこれがすごいんです。とにかく行けども行けども、下に見える景色は雪と氷。写真はスエーデンとノルゥエーの国境付近ですが、オスロの近くまで来てもこんな状態。よく見ると青く見えるところには集落や道路があるのに川も湖も凍ったまま。よけいなことですが、農業は?そして肝心の野菜はどこで?温室、あるいは輸入?とつい日頃の癖が出てしまいました。そして四季の豊かな日本に産まれて良かったな、とこの歳になってあらためて実感しました。

それでもあと2時間で目的地というところで、ようやくスカンジナビア半島にお別れして海が見え始めました。ロンドンの上空に近づくと、広々とした農地が見えてその中に真っ黄色い花らしくものが咲いている畑が点々と見えます。近郊野菜の栽培でしょうか。空から見る限りでは農業を大切にしているみたい。そして小綺麗に並んだ住宅、とりどりの色に芽吹き始めた木立や池、高速道路などが見えて、日本で言えば札幌郊外といった感じでしょうか。中心をテームズ河が流れていて、彼らはいいところに首都を構えたものです。

ヒースロー空港への到着は3時(日本時間で午後11時)過ぎですから成田を出てから約12時間。ここの夕暮れは8時ごろ。私にとってのきょうの昼間の長さは約15時間。The Longest Day でした。2週間ほど前は雪が降ったということですし気象情報でも最低気温が6度、最高気温が13度程度だったので日本の2月中旬くらいの気候を想定していましたが、降りたってみると東京とそう変わらない。バスで移動しホテルにチェックイン後、さっそくテームズ河畔に散歩。途中大きなスーパーマーケットがあったので覗くと、少し物価が高いけどおいしそうな肉や半加工の食品、野菜、ワイン、生活雑貨と何でもそろっていました。つい野菜売り場を見ると、落花生の新芽を摘んだものと菜の花がセットにして売られていました。私はここで(*^_^*)へのお土産に、今年は是非とも挑戦して見たいと考えていたcourgette(ズッキーニ)、それからWild Flowers Mixtureの種を買ってしまいました。うまく行けば、今年はイギリスのズッキーニが食べられるかも知れません。

それから、さすがプラントハンターの活躍の成果とでもいうのでしょうか。通りや緑地には世界各国から運ばれた街路樹や花木が植えられていてとても綺麗。八重桜やリンゴ?の花も満開。ちょっと樹木がすす病にかかったみたいに黒くくすんでいるのが気になりますが。歩いている方々もそれほど大柄な方は少なく、外国に来たというよりは六本木か渋谷あたりの一角を歩いているような錯覚も感じました。ここはロンドンの中心地からはずれていたせいかも知れませんが。あとで、聞いたらチェルシーとかいう高級住宅街の一角だそうな。これはガチョウでしょうか、餌でも貰えると思っているのか、どこからか舞い降りて近づいてきました。明日は、憧れのKEW Gardenに行く予定。かなり独断と偏見の多い内容ですが、明日も…。

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