キタテハのお目覚め

 きのう、隣の畑でハクサイの花にとまっているキタテハを見つけました。このキタテハの飛び方がいかにも弱々しいので、羽化したばかりのように見えました。
そこで調べてみると、キタテハには夏型と秋型があるようです。このキタテハは羽の橙色が濃くて黒の部分が少ない秋型の特徴を備えています。しかも成虫で越冬するということですから周辺で越冬していたものが、この陽気に誘われて目覚め、蜜を吸いに来ていたもののようです。
か弱い姿で厳しい寒さを3ヶ月も冬眠でしのぎ、春になれば目を覚まして活動を始めるキタテハに、とても神秘的なものを感じました。秋の様子は、下の*1をクリックしてみて下さい。