フキの花


 フキノトウをそのままにしておくと、こんなに花が大きくなります。写真には3個しか写っていませんが、全部数えると10個ほどあります。もっと天ぷらやおひたしで食べた方が良かったのかな…。
フキは、東北から九州まで分布する日本原産のキク科の植物。地下茎で増えるので、人間が設けたお隣との境界線など関係なくほかの土地にも伸びて行きます。地下茎で増殖するフキが花を咲かせるのはどういうわけか。やはり異なる個体間で新しい遺伝子の組み合わせをつくって、新しい形質の個体をつくろうという作戦かも知れません。
フキのうしろの菰の中にはアオキが育ち、その隣にはドクダミがそのうち芽を出したり、と半日陰植物が集まっていますが、この上に棚をかけてニガウリを栽培することで、夏の強い日射しを防ぐことができるかも知れません。