ガラス細工のようなアブラムシ
アブラムシというと、気持ちの悪いものという印象があります。しかし、わが家の畑のビックリグミに定住しているアブラムシだけは例外。目が慣れてきたせいかも知れませんが、左の写真がビックリグミの新芽にいる約0.3m程度の大きさのアブラムシです。接写で大写しにしましたが、まるで上手なガラス細工のようで、色は透明感のある緑を基調にしたものが多く、たまにオレンジ色のものがいます。
アブラムシは、ビックリグミ以外にも畑の野菜や樹木に春から夏にかけてたくさんの種類が発生します。主な寄主はイヌマキやムクゲ、プラム、ウメノキ、ソラマメ、インゲン、ワケギ、ハクサイなどで、それぞれに特有の種類のアブラムシが寄生しています。
ビックリグミの新芽を普通に写したのが上の写真です。ようやく緑の新芽が開きはじめてきたことがわかります。小さな粒々というのか、点がついているはずですが、ピントが甘くてわかりにくい。この小さな点がアブラムシです。この新芽の中から二個の雌花が出てきて、今月下旬には銀色の花を咲かせます。
*注)「日本原色アブラムシ図鑑」という図鑑には、200種以上のアブラムシが掲載されているそうです。そして図鑑に掲載されていないものを含めると国内には800種類のアブラムシがいるといわれています。
- 作者: 森津孫四郎
- 出版社/メーカー: 全国農村教育協会
- 発売日: 1983/05/01
- メディア: 単行本
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