啓蟄の日にクロッカス

 きょうは啓蟄、虫の話題が多くなりそうです。そこで“人の行く道の裏に宝の山”ではありませんが、あえて“花”の話題を選んでみました。写真は冬枯れの畑に、一輪咲いたクロッカスの花です。吸い込まれるような色鮮やかな花びらの色、そして控えめに伸びる細い葉と、いかにもクロッカスらしい佇まいにひかれて、パチリと写してみました。
クロッカスは、原産地は地中海沿岸から小アジアとのこと。秋咲きのクロッカスは、サフランと呼ばれ薬用やスパイスとして使われるが、春咲きのクロッカスは観賞用のみで、別名花サフランとも呼ばれるとか。これは知りませんでした。webでさがすと、アイガーの急峻な山稜を背景に群生する野生のクロッカスの写真がありましたが、これは一度現地で見てみたいものです。