手づくりレモンの香りと味

 レモンと言えば、アメリカ・カリフォルニア産などといったイメージがありますが、畑に通う道沿いにあるお宅の庭に、黄色の実を鈴なりにつけたレモンの木がありました。以前から気になっていたのですが、とうとう昨日、写真を撮ることができました。
「写真を撮らせてください」と恐るおそる頼んだわけですが、むしろ「どうぞ、どうぞ」と喜んで撮らせて頂きました。お話では、植えてから28年になるということです。
最近、本来は南国で栽培される温州ミカンやキンカンがこの辺りで実をつけているのをみかけますが、レモンは初めて。温暖化傾向が進み、南国果樹の栽培環境が出来てきているのでしょうか。






「実際はこんなに大きいんですよ」と渡された3個のレモンですが、手にとってみてその大きさに驚きました。いわゆる大玉のレモンです。それに、とてもいい香りがしました。さっそく、鍋のタレに果汁だけでなく、すり下ろした皮も入れてみましたが、何とも言えない、いい香りと味を楽しむことができました。ホントに羨ましいし、わが家の畑にも1本植えたくなりますが、28年という年数にはため息が出ますよね。