都心で咲く菜の花

 きのうの昼休み、虎ノ門付近の歩道脇に菜の花が咲いていました。葉の模様からすると、わが家の畑に植えてあるものと同じ種類。
最近の気温の上昇傾向は、都心において著しくて、いわゆるヒートアイランド現象が見られます。地上の樹木や緑が減ってしまい都市の温度を下げる働きが低下する一方で、舗装や建築物が増えて熱が蓄えられ、それにビルや工場、自動車からの排熱が増えているのです。
郊外に比べて都心の気温は年間を通じて高い。特に気温の低い冬季にその傾向が顕著になるようです。わが家の辺りでは、咲いていない菜の花が都心で咲いているのをみるとそうしたことを実感します。それに、ふっくらとした菜の花は、いかにもおいしそうでした。ひょっとしたら、これもスローフード