空の旅の楽しみ


 午後から鹿児島に行くために飛行機に搭乗したら幸運にも窓際の席。これなら富士山の写真が撮れるかもと期待していたのに…。羽田を離陸後しばらくしたら眠気が来てトロトロっと…。目が覚めて見ると何と40分も経過。外を見ると富士はずっと後方にどんどん遠ざかっていくではありませんか。ざんねーん。けさ4時起きしたのがまずかったみたい。
というわけで富士山の写真は帰りの楽しみ。それでも窓から眺める景色は空の旅の楽しみのひとつ。約8000mほどの上空を飛ぶ飛行機はやがて知多半島渥美半島の上に差し掛かり、遠くに懐かしい奥飛騨の山々が白く光っていました。そして、伊勢志摩から紀伊半島、四国上空へと飛び、あの四万十の河口が見えました。
目の前に広がる真っ青な海と白い雲。見上げると深い群青の空。これらを眺めほーけているとすべてのことを忘れて、このままどこまでも飛んでゆきたい気分になりました。…。