鹿児島カメラ散歩

鹿児島は、昨日は曇り。今朝は小さな雨粒が落ちていました。ご自慢の桜島も雲に隠れ気味です。
クロガネモチが真っ赤な実を実らせて、雨模様の景色に花を添えていました。まるで花が咲いたみたい。



宿の前庭には、小さなサクラの木が一本あって、ひっそりとピンクの花を咲かせていました。
水滴のついた花を見て、サクラの花びらをのっけたゼリーを連想しました。



鹿児島の県木はクスノキクスノキの古木にシダやツタが絡まって独特の光を放っていました。
バクチノキやカゴノキといった暖帯林特有の常緑樹の葉も雨に濡れて光っています。
久しぶりの鹿児島でかつて何気なく見過ごしていたものが、とても懐かしく?感じられました。
こんないいところでしたっけ。



こんな短歌がありました。
楠の木に 夾竹桃の咲き混じり 石垣あをき 鹿児島の街  (与謝野鉄幹・晶子)