カナメモチ、アブラムシ、キキョウ


セイヨウカナメモチが風で倒れないように支柱と竹を使って補強しました。これで少々の風には耐えるはずです。もう少し丈が伸びたら刈り込んで高さをそろえようと思います。
この木にアブラムシを見つけました。まわりの木にも広がっていて繁殖力は強そうです。アリがいるので天敵のテントウムシは近寄れない。つまりアリは「用心棒」と「アッシー君」の二役という訳です。アブラムシは樹液を吸うだけでなく伝染性の病気を媒介します。小型のカマキリが三匹いて捕食しているようなので、もう少し様子をみます。


4月頃からアブラムシのいた白花のキキョウ*1は、ついに葉や茎が変色。数日前まではそれほど悪くなかったのに。急性の病気に感染したようです。隣の紫のキキョウ*2にもアブラムシが広がっていました。数が増えすぎてコロニーが過密になったり寄主が枯れ始めると、新しい寄主に移動する典型的な行動パターンです。
病気の拡散を防ぐため、白花のキキョウは刈り取って焼くことにしました。宿根草ですから来年はまた芽を出すはずです。紫のキキョウのアブラムシは駆除します。

コスカシバの棲む紅梅*3は、枯死状態になりました。寄せ植えしてある植物は元気なのに。「…、されどアブラムシ」。なかなか厄介な存在です。